葉状腫瘍とは?

葉状腫瘍とは、胸にできる腫瘍。
乳癌とは違う細胞から発生する

このサイトにお越しいただいた皆様の中には、既に「葉状腫瘍」と診断された方もいらっしゃると思います。

私自身、医師に告げられるまで「葉状腫瘍」という名前すら聞いたことがなく懸命に調べました。

「乳腺 葉状腫瘍」とは、乳房に出来る腫瘍の一つで、短期間で巨大化する特徴を持ちます。

乳腺は、「上皮細胞」と「間質細胞」から構成されていますが、そのうち「間質細胞」から発生するのが「葉状腫瘍」、もう一方の「上皮細胞」から発生する悪性腫瘍が「乳癌」です。

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その葉状腫瘍も2種類あり(良性・悪性)
良性か悪性かは、摘出して初めて分かる

葉状腫瘍

葉状腫瘍は、手術前にマンモグラフィX線撮影・超音波検査・触診・細胞診検査・針生検査などを行いますが、それらの検査だけでは、悪性か良性かを完全に判断することは出来ません。

というのも「腫瘍の一部分だけが悪性」という可能性があり、たとえ針で組織を採って調べても、良性部分を採取している可能性が高いため、腫瘍全部を検査する必要があるのです。

したがって手術で完全に切除し、全摘した腫瘍を薄く薄ぅくスライスして、全部分をくまなく病理検査する必要があります。

その手術後の病理検査の結果で初めて、悪性か良性かを知ることが出来るというわけです。

また、悪性のみならず、良性と診断されても1年に1度程度は乳がん検診を受診する必要があります。 それは、体質的に再発の可能性が高く、しかも再発の度に悪性腫瘍となる可能性が高まるからです。

摘出後は乳房の形状が崩れるかもしれませんと医者に言われましたが、私の場合、乳房の形状は変わらず済みました。

ちなみに私の腫瘍の大きさは6.5cm。かなり大きい部類とのことでした。

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